【私たちの発酵食_vol.15】日本で愛される「発酵茶」3選

こんにちは、はすやスタッフです! 

お茶を飲みながらほっと一息つく時間って幸せですよね。

お茶といっても緑茶に紅茶、烏龍茶やほうじ茶など種類も楽しみ方もさまざま。

ですが、これらのお茶はもとを辿れば同じ茶葉から作られており、その違いは「発酵の度合い」によるんです。 


お茶の分類は大きく「発酵茶」「半発酵茶」「不発酵茶」の3つに分けられており、中でも「発酵茶」は、

酵素による酸化発酵で作られる「酵素発酵茶(紅茶など)」と、

微生物のチカラで発酵させる「微生物発酵茶(プーアール茶など)」の2種類に分けられます。

実はお茶って、とても身近な発酵食品! 

そこで今日は、日本生まれの発酵茶3選をご紹介しますね♪ 


【碁石茶(ごいしちゃ)】 

高知県大豊町に古くから伝わる微生物発酵茶。茶葉をむしろの上でカビ付けし、桶で漬け込んで乳酸発酵させて熟成させて作ります。さわやかな酸味と独特の香りが特徴。 


【阿波晩茶(あわばんちゃ)】 

徳島県の上勝町などで作られている、乳酸菌による微生物発酵茶。茹でた茶葉を桶に漬け込んで乳酸発酵させた後、天日干しをして仕上げます。番茶と違い、甘酸っぱい味と爽やかな香りが特徴。 


【富山黒茶(とやまくろちゃ)】 

蒸した茶葉をムロに入れ、自然界の菌によって約40日間かけて発酵させて作られます。阿波番茶より酸味は薄め。茶せんなどで泡立てて飲む様子から、北陸地方ではバタバタ茶とも呼ばれています。 


お馴染みのお茶はありましたか?どれも体に良さそうですよね!

はすやでは、「上勝阿波晩茶」のお取り扱いがございますので、ご興味のある方はぜひお試しくださいませ。 

 

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–参考————————–
●金内誠著(2023)『理由がわかればもっとおいしい!発酵食品を楽しむ教科書』ナツメ社.



(記事内の画像はイメージです)