こんにちは、はすやです♪
大豆といえば、『畑の肉』。
この表現は世界共通な上、日本でもすっかりおなじみですよね。

植物でありながら、たんぱく質をたっぷり含んでいて、栄養満点。
まるでお肉のように頼れる存在――そんなイメージを持っている方も多いはずです。
実は、大豆を『畑の卵(vegetable egg)』と呼ぶ方もいるんですって。
「えっ、肉だけじゃなく卵?」と少し驚くかもしれません。
これは、栄養バランスの良さをたとえた言い回しで、特にヨーロッパなどでそういった表現を使うこともあるそう。
卵は“栄養の優等生”として知られていますが、大豆もそれに匹敵するほど栄養バランスが優れていることがうかがえますよね!
大豆は良質なたんぱく質を豊富に含み、さらにビタミンB群やミネラル、鉄分、食物繊維など、健康にうれしい成分が凝縮されています。
中には「卵1個と同じくらいのたんぱく質が含まれている」と紹介されることもあるほど。
まさに、植物界のオールラウンダーといえる存在です。
「畑の肉」や「畑の卵」。
呼び方こそ違いますが、どちらも“大豆の栄養の頼もしさ”を伝えている点は同じ。

味噌や納豆、豆腐、きなこなど、カタチを変えて食卓に寄り添い続けているのも、大豆の持つやさしさとパワーゆえでしょう。
今日のごはんに大豆があったら、ぜひその栄養価の高さを思い出しつつ味わいたいものですね🌱
参考:
●Christine M. Du Bois著(2018)『The Story of Soy』Reaktion Books; Illustrated版.
●家森 幸男著(2005)『大豆は世界を救う―最新研究で実証!健康・長寿・パワーの鍵は大豆にあった』法研.
(記事内の画像はイメージです)