こんにちは!はすやです。
皆さん、「きりざい」ってご存知ですか?
新潟・魚沼地方で古くから親しまれてきた、納豆に刻んだ漬物や野菜を混ぜ合わせた郷土料理です。
きりざいの「きり」は切ること、「ざい」は野菜の「さい」の意味を表すそうです。
その歴史は古く、戦国時代には兵糧として持ち歩いていたという説もあるほど。
そんな「きりざい」の作り方は、“混ぜるだけ”と本当にシンプル。
ですが、雪深い地域で受け継がれてきた背景をたどると、食材を大切に使いながら冬を元気に過ごすための知恵がつまった“雪国の菌活食”であることが見えてきます。

その昔、雪深い魚沼地方では、冬の間は新鮮な肉魚や野菜が手に入りにくかったことから、さまざまな保存食文化が根付いた土地です。
漬物も大切な保存食のひとつでした。
余った漬物や野菜を細かく刻み、納豆と混ぜ合わせて食べたことが始まりとされています。

納豆の良質なたんぱく質や栄養、漬物に宿る乳酸菌や旨みが一緒になり、栄養面はもちろん、少ない材料でも満足感たっぷりのごはんのお供になるというわけです。
発酵食同士が寄り添うことで、味に深みとまとまりが出るのも“きりざい”ならではの魅力です。
こうした雪国の食文化に触れてみると、納豆が昔から日本の暮らしと健康を支えてきた食材だったことに改めて気付かされます。
たんぱく源としての大豆、腸にうれしい漬物の発酵力、そして栄養の宝庫である納豆パワー。
手軽に効率良く栄養を摂れる「きりざい」には、まさに先人たちの知恵が活きているのですね。

寒さがいっそう深まる季節⛄️
雪国の知恵にヒントをもらいながら、毎日の食卓にも、納豆を活用した“混ぜるだけの菌活”を取り入れてみませんか?
–参考————————–
●農林水産省>基本政策>食文化>うちの郷土料理>きりざい新潟県
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/kirizai_niigata.html
●全国学校栄養士協議会>郷土食>新潟県>きりざい
https://www.zengakuei.or.jp/kyodosyoku/pref/nigata_1.html
(記事内の画像はイメージです)