納豆は、その栄養の豊富さから離乳食の食材として人気ですが、独特の粘りや匂いのせいで食が進まないという赤ちゃんも少なくありません。
ですが、こども達の健康づくりのためにも離乳食の頃から菌活を意識して、納豆の栄養を効率よく取り入れたいですよね。
実は、「粉なっとうを離乳食に使っている」というお声をよくいただきます。その中に「どの月齢から、どのように食べさせたらいいのか迷うことがある」というお声も。そこで、「粉なっとう」を手軽に離乳食に活かしていただきたいと考え、離乳食シーンでのオススメの使い方やアレンジ例、Q&Aなどをガイドとしてまとめました。
ぜひ、ご活用ください!
「粉なっとう」を赤ちゃんに食べさせるメリットは?
そもそも、納豆は大豆を発酵して作られているため、大豆そのものよりも栄養価が高い発酵食品。良質な植物性たんぱく質、鉄分やカルシウム、食物繊維など、赤ちゃんの健康をサポートする栄養素を多く含んでいます。
そして、近年注目されている「おなか環境」は、赤ちゃんの頃にほぼ出来上がるといわれています。生後3カ月から1歳頃までにおなかの細菌が発達していき、おおよそ3歳頃までには基本の環境が整うため、この頃から納豆菌などを上手に取り入れることが、こども達の健康にとってプラスになるといわれています。
そこで大事なのが、「納豆菌」をできるだけ生きたまま届けたい、という点。
一般的な納豆に含まれる「納豆菌」は熱や酸に弱いため、せっかく摂った納豆菌が活躍しきれていない現状があります。ですが、はすやの「粉なっとう」は、独自製法によって
納豆菌を「芽胞」という冬眠状態で眠らせています。おかげで熱や胃酸に強いため、生きたままの納豆菌がおなかに届くメリットがあるのです。
また、「粉なっとう」は粉末タイプなので、とにかく使い勝手が良い点もメリット。納豆そのものだと、すりつぶしたり細かく刻んだりする必要がありますが、「粉なっとう」ならそのままおかゆなどに混ぜたり、振りかけたりしてご使用いただけます。加熱も必要ないので本当に便利なんです。
こだわりの納豆菌を離乳食に取り入れたい、納豆の栄養を効率よく食べさせたい。手軽に便利に活用したい!その思いにしっかりお応えできることが、「粉なっとう」をオススメする理由です。
「粉なっとう」デビューはいつからOK?食べさせ方は?
離乳食には月齢ごとに与えてもよい食品の目安がありますが、「粉なっとう」にもスタート目安があります。
基本的に、「粉なっとう」は大豆と納豆菌のみで作った「納豆」を粉末化したものですので、離乳食でも「納豆」と同じ考え方でOK。オススメのスタート時期は、離乳食中期(生後7~8か月頃)から。初めは、お水やぬるま湯に混ぜて上澄みから少しずつ慣れさせ、様子を見ながら始めてみましょう。
注意点として、納豆は稀に大豆アレルギーを引き起こす可能性があるため、初めて食べさせる時はかかりつけの病院が開いている平日の午前中などに、ごく少量からスタートしてくださいね。
「粉なっとう」の適量目安は?毎日食べさせてもいいの?
「粉なっとう」は薬やサプリメントではなく食品ですので、いわゆる適量目安はありません。お子様の体調などに合わせて、量を調節していただければと思います。尚、離乳食時期の「納豆」の量は、1日10~20g程度が目安とされています。
また、毎日「粉なっとう」を離乳食に使っていただくのはもちろん大丈夫ですが、離乳食時期は多種多様な食材から栄養をとることも大切ですので、「毎食、粉なっとう+おかゆ」といった偏ったメニュー構成ではなく、色々なメニューに「粉なっとうを少しプラスする」といった感覚でお使いいただくのがよろしいかと思います。
離乳食の進み具合や食べる量には個人差がありますので、赤ちゃんの食欲や体調に応じて量や頻度を調整してくださいね。
「粉なっとう」のオススメタイプは?
さて、さっそく離乳食に「粉なっとう」を活用しようとなった時に良くいただくのが、「粉なっとう5種類のうち、どれが離乳食向きなの?」というご質問。
はすやスタッフがオススメするのは、ズバリ[パウダー]です!
理由は、離乳食として使う時にお料理に振りかけたり、お汁に混ぜたりというシーンが多いかと思いますので、お料理となじみやすいタイプ=パウダーを推奨しています。また、パウダータイプは食感もなめらかなので離乳食向き。
さらに、原料にこだわりたいという方には、[オーガニックパウダー]をオススメしています。[パウダー]は国産大豆、[オーガニックパウダー]は国産有機大豆(オーガニック)を原料としていますので、ぜひお好みに合わせてお選びください。
「粉なっとう」離乳食いろいろQ&A
ここまで、「粉なっとう」離乳食活用の基本をお伝えしてきました。その他、これまでにお客様からいただいた離乳食活用へのご質問と回答をご紹介しますね。
Q1.オススメの簡単アレンジは?
A1.ポピュラーなのは、各期に合った柔らかさのおかゆにふりかけるアレンジ。また、乳酸菌との相性もいいのでヨーグルトにかけるのもオススメです。お味噌汁やスープなどの汁物に混ぜたり、後期以降でしたらお好み焼きやおやきなどに練り込んだりしても◎。
Q2.「粉なっとう[桑の葉]」は離乳食に使える?
A2.[桑の葉]も離乳食にお使いいただけます。ただ、桑の葉の含有成分に少しでもご心配がある場合は、「粉なっとう[パウダー]」からのスタートをオススメしています。桑の葉の特徴などについては、こちらをご覧ください。
Q3.「粉なっとう」を混ぜた離乳食を、冷凍・解凍しても大丈夫?
A3.はい、大丈夫です。「粉なっとう」に含まれる納豆菌芽胞は熱にも強いので、冷凍・解凍していただいても、納豆菌のパワーは変わりません。
Q4.「粉なっとう」以外で、離乳食にオススメのはすやアイテムは?
A4. はすやスタッフのオススメは、「なっとうスープ[洋風ブイヨン]」です!
国産のたまねぎ、セロリ、人参の粉末が入った洋風スープなのですが、納豆菌芽胞がしっかり入っている菌活スープでもあるからです。おかゆや茹で野菜に振りかけたり、味付けとして使ったりと、離乳食でも幅広くご利用いただけます。また、安心の国産大豆100%です。
食べる力は生きる力。赤ちゃんの食育に「粉なっとう」を。
赤ちゃんにとって「離乳食」とは、食べる力と健康な体をつくるための第一歩です。食べる力は、まさに生きる力。大切な赤ちゃん一人ひとりの成長に合わせて、ぜひ「粉なっとう」を食卓に活かしていただければうれしく思います。
ぜひ、「粉なっとう」の離乳食に関するご質問やご感想、我が家での離乳食活用法など、たくさんのお声をお聞かせください。これからも新しい情報が入り次第、随時更新していきたいと思います。お楽しみに!
参考:
●厚生労働省,「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_04250.html
●和光堂わこちゃんカフェ,「離乳食の進め方の目安」,https://community.wakodo.co.jp/community/
●ネスレヘルスサイエンス,スプーンフルワン「離乳食ラボ」, https://nestle.jp/spoonfulone/article/008/
●MAMADAYS,離乳食の基本「【管理栄養士監修】離乳食の納豆|いつからはじめる?」, https://mamadays.tv/articles/2878