忙しいママさんに!がんばりすぎない菌活ライフ

「忙しいので、なかなか菌活をする時間がとれません」というお悩みを聞くことがあります。特に、共働きの方や小さなお子様をお持ちのママなどから、そういったお声をよくいただきます。

ですが、あえて「忙しい人こそ、菌活してください」とお伝えしています。それには理由があるんです。さあ、一緒にみていきましょう。

多忙なライフスタイルは、おなか環境にやさしくない

仕事、子育て、家事などで多忙な毎日は、体力的にも精神的にもハードですよね。特にワンオペ育児で疲労困憊だったり、仕事と子育ての両立で余裕をもてなかったり……。そんなママは、つい自分のケアを後回しにしがちです。

おなかの閉塞感、肌荒れ、肩こり、むくみ、イライラ、痩せにくい……。さまざまなお悩みを抱えながらも、不調に目を瞑ったまま毎日を過ごしていませんか?

こうしたお悩み、実は「おなか環境」が影響しているケースが少なくありません。

バランスが偏った食事、過度なストレス、運動不足などで、おなかの悪玉菌が増えて環境が悪化すると、ココロとカラダに「不調」として出てくるのです。忙しい時に限って調子が悪くなるという方は、おなかからSOSサインが出ているかもしれません。その状態をそのまま放っておくと、さらに事態が深刻になる可能性も……。

この「悪循環のサイクル」は断ち切るに限ります。そのためにも、小さなことからでいいので「おなか環境がよろこぶ菌活習慣」を取り入れることが大切です。なぜなら、菌活のメリットは、健康維持から美容、さらに不調に負けないカラダづくりに至るまで、広範囲に渡って恩恵を得ることができるから。特に、忙しいママにオススメしたい習慣なのです。

時間がなくても大丈夫!まずは小さなことから始めよう

とはいえ、ママは毎日忙しいですよね。私たち“はすや”のスタッフにも、働くママがたくさんいるので、その大変さはよく分かります。でもちょっとだけ、1日5分でもいいので、自分のおなかを労ってあげませんか?

すぐに取り入れられる簡単な習慣でも、立派な菌活なるんですよ。そのコツは「続けること」。だからこそ、「続けやすい」という理由も重要ですよね。

挫折しない菌活習慣として、4つのステップを意識してみましょう。

① おなか環境を傷つけるものをなるべくやめる
例えば、悪玉菌が増える肉料理を食べすぎない、アルコールを飲みすぎない、禁煙、加工食品を食べすぎないなど、日常で気をつけてみましょう。

② おなかがよろこぶ「菌」を摂る
プロバイオティクスのこと。ヨーグルト、乳酸菌飲料、納豆、漬物など、乳酸菌やビフィズス菌を食で取り入れましょう。

③ 「善玉菌のエサ」となる食べ物を摂る
プレバイオティクスのこと。オリゴ糖と食物繊維を多く含む食べ物を積極的に食べましょう。大豆、牛乳、バナナ、キャベツ、わかめ、キウイ、納豆など。

④ ストレスをできるだけ発散させる
ストレスを感じずに生活するのは難しいもの。ただ、こまめに発散できるものを意識的に準備しておきましょう。ストレッチやおやつ時間、趣味など。

4ステップもあると、なんだか大変そう……と思うかもしれませんが、難しい食事法やメソッドを時間とお金をかけて始めるより、この4ステップをイメージしながら毎日を過ごす方が続けやすいのではないかと考えています。ぜひ、参考にされてみてくださいね!

はすやオススメのかんたん菌活習慣

仕事や子育てで慌ただしい日は、予定が狂うなんて日常茶飯事。思った通りに物事が進まずに終わる日もありますよね。そういう時、疲れやストレスをドッと感じる……というママもいるかもしれません。

でも、完璧にする必要なんてないのです。一日くらいお掃除をさぼっても、夕飯がデリバリーでも、長い目で見れば支障ありません。菌活も同じです。「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と自分を追い詰めると、続くものも続きません。「できることをやる。簡単なことからする」でOK!ほどよく手抜きすることも長続きさせるコツです。

毎日頑張るママに、“はすや”がオススメする菌活習慣が『一食一品菌活』です。これは「食事のとき、一つだけで良いので菌活食材を食べる」活動。一番大切なのは菌活を “習慣化”することなので、一度に沢山の菌活食材を詰め込んで一時的な活動で終わらせるのではなく、「一食につき一品」を長く心がける方が効率的だと考えるからです。

例えば、朝食にはヨーグルトを食べる、副菜には納豆やキノコ料理を加える、食事と一緒に菌活サプリや健康食品を摂るなど、毎日の食事の時間を最大限に利用する方法なので、意外と続けやすいはず。

小さな積み重ねが、おなか環境がよろこぶ習慣となります。毎日をはつらつと過ごすために、さっそく今日から食生活に摂り入れてみませんか?


参考:
●江田証(2019)『新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる』池田書店.
●田和璃佳, 藤田紘一郎(2020)『40代からはじめる「腸活×菌活」完全マニュアル』徳間書店.
●フランク・ラポルト=アダムスキー(2020)「腸がすべて: 世界中で話題!アダムスキー式「最高の腸活」メソッド』東洋経済新報社.
●ヤクルト中央研究所,「健康用語の基礎知識」, https://institute.yakult.co.jp/