お正月の顔として欠かせないお雑煮。古来よりハレの日に食べるおめでたい料理として日本文化に息づいており、いろいろな具材を「煮雑ぜた」ことから「お雑煮」と呼ばれるようになったそう。
お雑煮の具材や味つけは地域や家庭によって違いますが、今年は“はすやの故郷・徳島”の味をベースにした、蓮根しんじょうで頂く「徳島風 白味噌菌活お雑煮」はいかが?
白味噌を使ったお出汁は、やさしくまろやかでホッとする味わい。有頭エビと飾り切りの蓮根が、控えめながらもお正月らしい紅白の色合いとなり、上品な華やかさと縁起の良さを演出します。
しんじょうはエビの旨味がしっかり感じられ、はんぺんのプリプリとした食感に、シャキシャキの蓮根がアクセントになって絶妙な美味しさ!しんじょうに「粉なっとう」を混ぜますが、蒸している時は納豆の匂いが多少するものの、食べる時にはエビの香りが広がるため、納豆感は全くありません。納豆が苦手な方でも美味しくお召し上がりいただけますよ。
蓮根の食物繊維、白味噌の発酵パワー、そして「粉なっとう」の納豆菌。心強い菌活食材が一椀に勢揃いするのがうれしいですよね。新年の菌活始めとして、ぜひ「徳島風 白味噌菌活お雑煮」をご賞味ください。
「徳島風 白味噌と蓮根の菌活お雑煮」
材料(2人前/所要時間:下準備10分 調理:40分)
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[白味噌汁]
カツオだし汁…100ml
白味噌…大さじ1.5~2
[蓮根しんじょう]
A|粉なっとう…大さじ1/2
A|むきエビ…70g
A|はんぺん…60g
A|卵白…1個分
A|おろし生姜…小さじ1/8
A|白味噌…小さじ1/2
蓮根…100g
片栗粉…大さじ1
[飾り]
蓮根輪切り…人数分
有頭エビ…人数分
青のり…適量
作り方
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【下準備】(時間10分)
・蓮根を酢水(分量外)に10分程度浸ける(被るくらいの酢水)
・むきエビを10分程度日本酒に浸ける(ひたひたのお酒)

【作り方】(時間40分)
(1) 蓮根をすりおろす

(2) Aの材料をフードプロセッサーにすべて入れ、混ぜる

(3) (2)におろした蓮根と片栗粉を入れて、さらに混ぜる
(4) (3)を3等分してラップに乗せ、丸めて輪ゴムでとめる


(5)(4)と蓮根の輪切り、有頭エビを沸騰した蒸し器で15分蒸す(海老は赤くなったら取り出す)


(6)温めた出汁に白味噌を溶く

(7)お椀に(5)を入れ、(6)を注ぎ、飾りつけたら完成!


[Point]
※蓮根に火が通っているか確かめて、まだならさらに蒸してください
※お使いの白味噌の味によりお好みで調整してください
※有頭エビは、蒸す前に背わたを取っています

おいしさのコツ
今回のレシピでは、徳島で愛されている白味噌ベースのお雑煮をご紹介しましたが、蓮根しんじょうはおすまし仕立てにもよく合いますので、ご家庭のお雑煮にプラスするのもいいですね。皆様、ステキなお正月をお迎えくださいませ。
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