入浴習慣でビフィズス菌が移るってホント!?

こんにちは、はすやです♪ 

日本人は世界でも特に「お風呂好き」だといわれていますよね。

じっくり湯船につかる習慣や家族みんなで湯船を共有する文化がここまで浸透している国はほとんどないそうです。 

そんな日本人特有の入浴習慣ですが、実は近年の研究で「腸活」にも大きく貢献していることが分かったのです🛁


それが『入浴習慣を通してビフィズス菌が移る!』というもの。 

今まで、赤ちゃんは誕生時に産道を通ることで、母親のビフィズス菌を受け継いで腸内に定着させるとされてきました(母子伝播)。

ですが、近年の腸内フローラ研究により、親子でいっしょに湯船に入る日本人特有の入浴習慣のおかげで、母子だけでなく父子間でもビフィズス菌が伝搬する可能性が明らかになったのです!

さらに、子どもと両親が一緒に入浴する家族と、別々に入浴する家族では、前者のほうが共通の腸内細菌の種類が多いことも判明しました。これは驚きですよね! 

日本のお風呂文化の凄さを知ると同時に、腸内細菌は自分の健康だけでなく、家族の健康にも影響することを実感しますね。

これからも、腸内環境をいたわり育む生活習慣を大切にしていきましょう♨



参考: 
●女子栄養大学出版部編(2021)『栄養と料理12月号>腸内細菌研究の最前線』
●森永乳業>『―アイルランドコーク大学との共同研究から―腸内細菌はどこから来るのか?入浴習慣が家族間で腸内フローラの伝播に関与』https://www.morinagamilk.co.jp/release/newsentry-3103.html