こんにちは、はすやスタッフです!
新年度を迎えてから約1ヶ月。日常のリズムが少しずつ整うにつれ、ちょっとした気疲れもたまってくる頃ですよね。そんな時、なぜか体重が増えるという方、いらっしゃいませんか?また、夏に向けてダイエットしていても停滞しがちという方も。それ、もしかしたら「ストレス太り」かもしれません。
食べていないのに太る?ストレス太りの原因って?

ストレス太りの原因は、なんとホルモンのしわざなんです!
ストレスを感じた時、甘いものやお酒がほしくなったことはありませんか?ストレスを感じるということは、心身にとってマイナスの状態。それに対抗しようとして、ホルモンが通常と違う作用を起こすと考えられています。
ストレスとホルモンのメカニズムはさまざまありますが、その要因の一つがストレスホルモンとも呼ばれる「コルチゾール」というホルモン。
コルチゾールはストレスを感じると分泌され、体の細胞を再生・修復するのに必要な成長ホルモンの分泌を抑える作用があります。そうすると、筋肉の再生や修復の働きが抑制されてしまい、筋肉量や代謝が低下。結果、太りやすくなってしまうのです。
また、ストレスを感じると幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」というホルモンの分泌が減少します。セロトニンは食欲を抑える働きがあるため、分泌量が減ることで食欲が増してしまいます。
このように強いストレスが続けば続くほど、体重の増加が加速してしまうのですね。では、どうしたらストレス太りを避けることができるのでしょうか?
すぐできる!ストレス太りの解消法

ストレス太りを解消するために必要なことは、ズバリ「生活習慣の見直し」です。とてもシンプルなことですが、どこから手をつければいいか悩みますよね……。
それならまず、食事から!なぜなら、食事の時間やバランスを整えることが、生活リズムを整えることにつながるからです。
食事の間を5時間ほど空けて3食きちんと食べるだけでも、だいぶリズムが整うはず。また、間食が増えると栄養バランスが崩れやすくなるので注意です。
食事メニューは、「腸」を意識したセレクトが◎。腸はストレスの影響を受けやすく、便通や自律神経のバランスに大きく影響するからです。できるだけ、腸がよろこぶ食べ物を選びましょう。例えば、乳製品や発酵食品、食物繊維が豊富な食品がベスト。ヨーグルトや納豆、ぬか漬けやチーズ、きのこ類、大豆製品などを積極的に取り入れてみてくださいね。
こうして食事面が整ってくると、体を動かす気力も出やすくなります。そしたら、軽い運動も取り入れていきましょう。激しい運動はかえってストレスになりやすいので、散歩やストレッチなどリフレッシュ目的の運動がオススメですよ。

「菌活」で負の連鎖を断ち切ろう!

ストレスを全く感じずに生きることはむずかしいですよね。だからこそ、「ストレスに強い体」を育むことも重要。その鍵となるのが「菌活」です。それは、ストレスに負けない体をつくるのに不可欠なのが「健やかな腸内環境」だからです。
リラックスしている時の腸内バランスは整っており、腸の働きも良くなります。逆も然りで、腸内環境が安定していると、脳が過度な不安を感じにくくなることが分かっています。ストレス耐性と腸内環境は切っても切れない関係なのですね。
「菌活」を習慣化してストレスと上手に付き合えるようになれば、ストレス太りもこわくありません。ぜひ、今日から「菌活」でストレスケアに取り組んでみてくださいね!
参考:
●杉岡充爾著(2021)『おうちストレスをためない習慣』クロスメディア・パブリッシング.
●木村容子著(2021)『太りやすく、痩せにくくなったら読む本』だいわ文庫.
●Kracie,脂肪燃焼コラム「ストレス太りを解消するには? 原因を正しくチェック!」https://www.kracie.co.jp/ph/coccoapo/magazine/25.html
●日清ファルマ,腸内環境とストレス(1)「腸脳相関って知ってる? 腸内環境とストレスの関係【医師に聞く】」https://www.nisshin-pharma.com/column/cat01/041/