こんにちは、はすやです♪
世の中にはさまざまな体質の人がいますが「そんなに食べてないはずなのに、なぜか太りやすい」という人もいれば、「いつもたくさん食べているけど、あまり太らない」という人もいますよね。

「太りやすい人・太りにくい人」の違いは生活スタイルや食生活にもよりますが、実は腸内環境が大きく関わっていることを突き止めた研究があるんです!
その研究とは、腸内細菌をわざと取り除いた無菌状態のマウスに、さまざまな条件の腸内細菌を移植して違いを観察するというもの。
すると驚くことに、「肥満の人の腸内細菌」を移植すると太りやすくなり、「痩せた人の腸内細菌」を移植したら太りにくくなることが分かったのです。

まさか腸内環境が、太りやすさに関わっているなんてビックリですよね💦
このメカニズムは実にシンプル。
腸内環境が悪くなると、まず消化吸収の力が弱まって、体が求める栄養素がうまく取り込めなくなります。
結果、肝臓に運ばれる血液がドロドロに…。そんな血液が全身に巡ると、代謝の悪化を招いてしまいます。
その代謝の悪さが、内臓脂肪をためこむ一因になるのです。

太りにくい体を手に入れるためには、腸内環境を整えて健康な血液が全身に行き渡るようにすることが大切。
太りやすいのは体質だとあきらめずに、ぜひご自分の腸内環境を見直して、太りにくい体づくりをしていきましょう♪
–参考————————–
●小林弘幸著(2021)『腸活にいいこと超大全』宝島社.
●ヤクルト中央研究所>ヤクルト健康コラム>腸内フローラ②:腸内フローラと健康との関わり
https://institute.yakult.co.jp/feature/006/02.php