知っておきたい「腸」の基本アレコレ

こんにちは、はすやです! 

健康対策としてすっかりおなじみとなった「腸活」。 

いざ始めるとなった時に、意外と知らないのが腸の基本です。

どんな特徴があって、どんな働きをしているのか、あらためておさらいしてみましょう! 

さて、私たちの口から入った食べ物は、食道を通って胃で消化され、小腸・大腸を経て、肛門から排出されます。

途中で膵臓や肝臓などの消化・吸収を助ける働きのある器官があり、これらすべてはまとめて「消化器系」と呼ばれています。

消化器系は体の中で一本の管のようにつながっているのが特徴で、まっすぐに伸ばすと10m近くにもなるんですって!凄い長さですよね。 

その中の「小腸・大腸」は、栄養を吸収して不要物を便として形成する重要な器官! 

特に十二指腸を含む「小腸」は、人間の体の中で一番長い臓器。

大人なら6〜7mもの長さに!そして最大の役割は、胃でドロドロに消化された食べ物から栄養を吸収すること。

ほかにも、免疫機能に関わる細胞の約70%が集約されていたり、神経伝達物質のセロトニンを約90%生成していたりと、栄養吸収以外にも健康を大きく左右する役割を持っています。 

そして「大腸」は小腸から続く器官で、長さは大人で1.5mほど。盲腸・結腸・直腸の3パートに分かれています。

大腸の大きな役割といえば、小腸から送られてきた消化物から水分を吸収し、排泄物をつくること。

ぜん動運動によって通過しながら便をつくるのですが、かかる時間はなんと10時間以上。

水分が吸収されないと下痢になり、水分が吸収されすぎると便秘になります。 

元気な体に欠かせない栄養素をしっかり取り込むためには、小腸・大腸の健康が欠かせないことが分かりますよね。

腸は、健康長寿のカギ🗝

ぜひ「腸活」を通じて、腸内環境を整える習慣を続けていきましょう! 

 


–参考————————–
●小林弘幸著(2021)『腸活にいいこと超大全』宝島社.
●朝日新聞Reライフ.net> <連載> 腸のことを理解しよう>大腸と小腸の働きは違う?腸のメカニズムを知ろう>腸のことを理解しよう(1) https://www.asahi.com/relife/article/12277263