便秘がない人ほど長生き!?「停滞腸」のキケンを知ろう

こんにちは、はすやです♪ 

タイトルを読んで「便秘と寿命になんの関係があるの?」と思われたでしょうか?

実は、「停滞腸」と呼ばれる『機能が著しく低下した状態に陥っている腸』の、大きな特徴のひとつが“便秘”なんです!

「停滞腸」の特徴は他にもいくつかあります。例えば…  

  • 便秘や下痢になりやすい 
  • お腹がいつも張っている 
  • 残便感や腹痛がある 
  • 下半身や手足足先が冷えやすい 
  • いつもすっきりせず太りやすい 
  • 疲れやすく風邪をひきやすい   など 

これらはごく一部ですが、当てはまる点が多い人ほど要注意。

腸が停滞していると有害な老廃物が溜まってガスが排出されにくくなるため、胃腸に圧迫感や不快感が出やすくなります。

また老廃物から出た毒素が全身をめぐると、さまざまな不調を引き起こす一因にもなります。 

実はアメリカのミネソタ州にあるメイヨー医科大学で行われた「便秘がある人とない人の15年間に及ぶ追跡調査」の結果、便秘がない人の方が10年後の生存率が12%も高いという結果が出たんです。

腸の状態がいかに健康寿命に大きく関わるかを物語っていますよね。 

停滞腸の原因は、おもに「腸の老化」と「腸の冷え」だと言われています。

腸を整える腸活とともに、温活も合わせて行うことが健康づくりにとても大切。

ぜひ一緒に「腸温活」を続けていきましょう! 

 


–参考————————–
●松生恒夫著(2023)『腸を温めれば寿命が延びる! 不調が消える!名医が教える最強の腸活』宝島社.
※Chang JY, et al Am J gastroenterol 2010https://journals.lww.com/ajg/Abstract/2010/04000/Impact_of_Functional_Gastrointestinal_Disorders_on.23.aspx