「笑う門には福来たる」は医学的にも本当だった!

こんにちは、はすやです! 

「笑う門には福来たる」ということわざがありますよね😄

英語圏にも「Laughter is the best medicine(笑いは最良の薬)」という言葉があるほど、笑うことは心やカラダに良いというのが世界共通認識ですが、近年の研究で「笑いの健康効果」が医学的に裏付けされるようになってきたんです! 

例えば、口角を上げて笑う表情の動き。

これだけで脳の視床下部に刺激を与えて副交感神経が活発化するため、リラックスにつながるんだそう。 

また、笑いは「脳内ホルモン」の分泌に一役買っているんです。

よく知られているのは、別名・幸せホルモンといわれるセロトニン。

セロトニンはストレスをやわらげる効果があることがわかっています。

また、脳内モルヒネと呼ばれるβ-エンドルフィン。多幸感や免疫力を高める作用があります。 

ほかにも、大きく笑うことで呼吸量が増え、血液の老廃物が排泄されて血流がよくなるといった研究結果もあるそうです。

「笑う」ってすごい健康ケアになるんですね! 

さて、面白いのが笑いの種類。なんと、「本当に面白くて出る笑い」と「ニセの作り笑い」どちらでも、体に与える影響はほぼ変わらないことが分かっています。

「何もないのに笑うのはむずかしい」という方は、まずは作り笑顔でもかまいません!

笑うという行動自体に意味があるので、ぜひ口角を上げるところから始めてみませんか? 

 


–参考————————–
●小林弘幸著(2021)『「腸活にいいこと超大全』宝島社.
●大平哲也(福島県立医科大学医学部疫学講座)著 「笑いと心臓病に関するエビデンス」心臓財団虚血性心疾患セミナー https://www.jstage.jst.go.jp/article/shinzo/51/11/51_1217/_pdf/-char/ja