残暑のせいで眠れない…睡眠ホルモン「メラトニン」と腸の深い関係

こんにちは、はすやです♪ 

まだまだ残暑が厳しく、あまり熟睡できないという方も多いかと思います。

実は、睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」「腸」がとても深い関係にあるのをご存知ですか? 

「メラトニン」とは、脳から分泌されるホルモンの一種で、副交感神経を活発にさせ、心身をリラックスモードに切り替える作用があります。このホルモンこそ、睡眠の質を左右するんです。 

「脳腸相関」と言われるほど、実は相互に影響し合っている脳と腸。

どちらかがトラブルを抱えると、もう一方も不調になる関係なのはよく知られていますが、「メラトニン」も同じ。 

「メラトニン」を生成する仕組みがうまく働くには、腸内細菌の種類が多く、環境バランスも良いことが大切だといわれています。

なぜなら「メラトニン」の生成は、食事で摂ったたんぱく質がきちんと消化・分解されることが第一条件だからです。

まさに「メラトニン」のルーツは腸にあるわけですね! 

もし「最近、よく眠れない」「寝つきが悪い」というお悩みがあるときは、腸内環境の改善を意識してみましょう。

良い腸内環境とは、たくさんの腸内細菌がバランスよく共生している状態。

この環境が「メラトニン」の生成をしっかりアシストしてくれるから、睡眠の質を上げるのに有効なのです。

逆に腸内環境が悪くなると、脳が活発に動く「レム睡眠」が増えるため、どんなに寝ても疲れが取れなくなってしまいます。 

脳も腸も調子がいい!というループをつくることが良い睡眠につながります。腸活&菌活で豊富な「メラトニン」を生み出したいですね! 


–参考————————–
●株式会社KADOKAWA(2023)『vol.938 レタスクラブ ゆる腸活スペシャル』 
●小林弘幸著, 三輪田理恵著(2022)『なぜ、あの人はよく眠れるのか』主婦と生活社.